テレビ・スマホなし育児はなぜ良いか!?実践して感じたメリット・デメリットを紹介!

育児術
タケオ
タケオ

どうも、2022年に娘が産まれ2025年からこのブログを運営しているまいた家のタケオ(夫)です。このブログでは、実際に子育てをする中で気づいた育児術や食育に関して発信しています。

今回はテレビ・スマホなし育児を選んだ科学的根拠、及び実践して感じたメリット・デメリットついて紹介します。

まいた家では、マイコ(娘)が産まれてからテレビ・スマホに頼らない育児を開始して約2年半が経ちました。結論から言って、ぜひ多くの家庭にたくさんのメリットがある、テレビ・スマホなし育児をおすすめします。しかし、科学的に何が良いと言われているのか、また、実際に取り組んだ人の結果・感想はどうなのか。それが分からないと、興味があっても本気で取り組む決意が固まらないという人も多いと思います。また、なかにはパートナーの協力が得られずに、実践できないという人もいるかもしれません。

そこで今回は、テレビ・スマホ無し育児の科学的裏付け、及び、約2年半実践して気づいたメリット・デメリットについてご紹介します。テレビ・スマホ無し育児を検討中の方の背中を押すきっかけに、また、パートナーへの交渉材料として役立っていただけると幸いです。

なお、テレビ・スマホ無し育児を実践するコツ(方法論)については、以下の記事でまとめましたのでご参照ください。

1、テレビ・スマホ無し育児を選んだ科学的根拠

(1)脳の成長は5歳までに急激に発達

下のグラフはスキャモンの発達曲線と呼ばれるもので、体の組織ごとの成長率を20歳時に100%とした時の、年齢による成長度合い(縦軸)を表したものです。青い線(脳の成長度合い)を見ると、低年齢時ほど成長するスピードは高く、4〜5歳頃には成人の約90%が形成され、12歳にはほぼ100%発達することが分かります。つまり、5歳までにいかに脳を成長させるかが重要であることがうかがえます。

図1. スキャモンの発達曲線

タケオ
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低年齢ほど脳の成長率がすごいんだね〜

(2)脳が成長するには刺激が大事!

では、脳が成長するとはどうういうことでしょうか?脳には脳細胞がありますが、産まれた時の脳細胞の数に個体差はほとんどありません。脳細胞は元々独立していますが、つながりを作ることで神経細胞同士の配線(神経回路)を形成していきます(つながり部分をシナプスと呼びます)。シナプスは刺激を受けることによって増えていき、様々な種類の刺激を受ければシナプスが増え、同じ刺激をたくさん受ければ特定のシナプスが強固になっていきます。また、シナプスは増え続けるだけでなく不必要な回路を削除(刈り込み)し、最終的に成熟した整理された神経回路となります。その人独自の神経回路が構築されることで、独自の人となりや思考方法が形成されていきます。また、幼少期(5歳頃まで)のシナプスが多ければ多いほど、その後の「刈り込み」が上手くできるようになり、これが脳の情報処理能力に影響を与えると言われております。

図2 生後発達期に起こる神経回路の再編成の概念図

(「生後発達期の小脳におけるシナプス刈り込みのメカニズム」渡邉他, 2016 ) 

※科学的根拠について更に詳しく知りたい人は、「生後発達期の小脳におけるシナプス刈り込みのメカニズム」をご参照ください

マイコ
マイコ

よ〜し、5歳までにたくさん刺激を受けて、シナプスをたくさん作るぞ!

①受ける刺激が限定的

人間は5感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)によって刺激を受けます。これらをバランスよく、総合的に用いることで、乳幼児期に出来るだけ多くの刺激を与えることが大事です。では、テレビやスマホも映像や音声が刺激になるから良いのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかし、テレビやスマホの映像はあくまでも平面的な視覚の刺激、及び、音声の刺激しかありません。そこには、3次元的な刺激や、嗅覚、触覚、味覚は存在しません。画面を見ている時間は長いにも関わらず、刺激は少なく、また、限定的な種類の刺激となってしまいます。

また、言葉による刺激は脳の高度な働きをする部分(大脳皮質)を刺激します。一方、脳の土台となり生命維持や心と体のバランスを司る部分(脳幹等)は5感を刺激することで成長すると言われています。乳幼児期には順序よく脳を土台部分から成長させた方が良いと言う研究があり、まいた家では乳幼児期には出来るだけ5感で刺激を与えるように意識しています。

②人工的な強い刺激の悪影響

また、テレビやスマホから受ける刺激は赤ちゃんにとっては人工的な非常に強い刺激です。その影響で、本来両親や周囲の環境から受けるべき柔らかな刺激が、受け取りづらくなると言われております。強い刺激に慣れすぎると、弱い刺激に鈍感になってしまいます。

また、ブルーライトの影響も懸念点です。ブルーライトを浴びすぎると睡眠に影響が生じ(睡眠リズムが狂う)、その結果成長ホルモンが分泌されないと言われております。睡眠のリズムを整え、少しでも子供に長く寝て欲しいという思いから、この点は看過できませんでした。

マイコ
マイコ

いっぱいねんねして、成長ホルモン出したいな・・・zzz

2、実際に感じたテレビ・スマホなし育児のメリット

それでは、まいた家でテレビ・スマホなし育児を約2年半実践した結果、実際に感じたメリットについて紹介していきたいと思います。

(1)動画に興味が無くなる

産まれてからほとんど動画を見せてこなかったマイコ(娘)は、1歳半くらいからテレビ・スマホ・タブレットに興味がありません。テレビはリビングに置いてありますが、自ら電源を付けたがることはありません。スマホ・タブレットは親が使っていると「お目目に悪いよ〜やめて〜」と注意してきます(笑)。1歳過ぎくらいまでは、親がスマホを使っていると覗こうとしてきたのですが、「お目目に悪いよ〜」と言い続けたことで、その後は自ら距離を置くようになりました。テレビ・スマホ無し育児を始めた当初は、ず〜っとモニターや動画を見せないように気をつけなければいけないと思っていたのですが、乳児〜幼児期のある一定期間テレビや・スマホの画面に触れさせないことで、自らそれらと距離を置くようになました。他の家庭で良く聞く、テレビは30分までよ!」「You tubeはもう終わりだよ!」といった親子の攻防が一切ないのは、大きなメリットだと感じてます。

(2)絵本やブロックなどアナログな遊びが好き!手先も器用に!

テレビやスマホを見せなかったことで、絵本や積み木と言ったアナログな遊びが好きになりました。2歳頃からは、文字はまだ読めない(はずです)が、親の読み聞かせを何度も聞いているうちに、1人で読む時もページをめくってそれっぽい内容を声に出して読んでいます。積み木も小さい頃からたくさん遊んでいて、2歳頃からは5歳児向けのレゴ(クラシック)にハマっています。最初は小さいブロックをはめるのが難しそうでしたが、2歳3ヶ月頃からは自分で組み立てられるようになってきました。「アナログな遊びが好き」→「手先が器用になる」→「1人遊びの幅が広がる」→「1人で集中して遊ぶ時間が長くなる」という好循環が生まれました。

マイコ
マイコ

お父さん!ブロックやりた〜い!絵本読んで〜!

(3)ご飯を一緒に楽しめる

動画を見せないと外食時どうするの?子供が騒いだり、ご飯を食べてくれないのでは?と思われ方もいるかもしれません。結論から言うと、食事中にスマホやタブレットなどが無いことで、困ったと感じたことは基本的にありません。マイコ(娘)はまず興味がない(ご飯中に見るものと思っていない)ので外食時に動画を要求することはありません。レストランに入ったらご飯を楽しみにしている様子で「マイコも食べる〜!」「何食べるの〜?」と言ってきます。外食時はマイコの好物のおにぎりを用意しておくことが多く、それをマイコに渡せば一人で夢中でかぶりついています。持ち込み禁止のお店でも、白米・醤油・お味噌汁等があれば、それを嬉しそうに食べています。自分が食べ終わっても、「何食べてるの〜?」と親が食べているご飯に興味を示し、食べれそうなものがあれば一緒に食べて楽しんでいます。騒ぐ心配がほとんどないので、子供が入店禁止のレストランでなければ、基本的にどこでも連れて行っています。

外食が動画を見せて子供をやり過ごす時間になるのではなく、一緒にコミュニケーションをとりながらご飯を楽しむ時間になったのが、とても良かったなと思っています。乳児の間は外食時に泣いてしまって落ち着かせるのに大変な時期はありましたが、(それがスマホを渡すことで解決できたか分かりませんが)、1歳半くらいからはかなり楽になったので、長期的な目線で考えると、乳児期の食事時間に親が頑張って、ご飯に興味がある子,食べる事が好きな子にすることは大きなメリットがあると思います。

3、実際に感じたテレビ・スマホなし育児のデメリット

ひとり遊びができない間は、親の時間が取られる

テレビ・スマホ無し育児をして感じたデメリットを唯一挙げるとしたら、テレビ・スマホを子供に見せることで親の時間を取れない事だと思います。子供は動画を見せると静かに集中して見てくれるので、この間に家事をやったり、自分の時間をとったりと言う人も多いと思います。

これに関してはまいた家ではいろいろな工夫をして乗り切ってきました。詳しくは以下の記事をご覧ください。

ただし、これまで2年半テレビ・スマホなし育児を経験して現時点で感じていることは、

「テレビ・スマホなし育児によって失われる親の時間+子供をかまい続けるストレス」

「子供が自分1人で物事をこなそうとすることで生み出される親の時間+テレビ・スマホに頼る罪悪感からの解放」です。

まだ子供は約2歳半ですが、すでにメリットの方が遥かに大きいと感じています。

4、良く言われるデメリットについて

(1)子供が友達との話題についていけなくなる

この点に関してはまだ2歳半と言うこともありまだ感じたことはありません。また、最近ではテレビを持っていない家庭も多いですので、それほど気にしなくても良いのかなと思います。子供同士でおしゃべりが活発になってきて、子供自身からテレビを見たいと言う主張がされたら考え出そうと思います。頑なに禁止するつもりもないですが、脳の成長に大切な5歳頃までは、積極的に見せる必要はないと思っています。

(2)テレビやYou tubeにある良い教材を使えない

もちろんテレビやYou tubeに良質な知育教材がたくさんあることはあり理解しています。私自身も、You tube等はたくさんお世話になってきました。ただし科学的根拠でもお伝えしたように、動画や音声教材は刺激が限定的であり、言葉による刺激(言語を理解しようとするという意味での刺激)は、その前段階の5感による刺激を養ってからと言う考えがあるので、積極的に用いなくて良いと考えています。今後成長していくにつれ、動画コンテンツや教育番組等を少しづつ解禁して、良いバランスで色々な刺激を与えていきたいと思っています。

5、まとめ

まいた家では自身で調べた科学的根拠に納得しテレビ・スマホなし育児を決断しました。長期的な視点で考えると、メリットがとても大きいこの育児術を、是非多くの家庭におすすめします。今回の記事が、皆様の家庭でのスタンスを決める一助となれば幸いです。

関連記事(テレビ・スマホなし育児を継続するコツ)はこちらから↓

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