
どうも、2022年に娘が産まれ2025年からこのブログを運営しているまいた家のタケオ(夫)です。このブログでは、実際に子育てをする中で気づいた育児術や食育に関して発信してます。
今回は塩の選び方についてのご紹介です。
どんな料理にも必須の調味料、塩!
スーパーやネットショップを見ても、多種多様な商品があり、何を基準に選べば良いか難しいですよね。
しかし、抑えるポイントを数点把握するだけで、体に良い塩を選ぶことができます。
この記事では、塩選びのポイント及び、数十種類の塩を吟味してたどり着いた、マイタ家おすすめの塩を紹介したいと思います。
この記事を書いた人

研究職サラリーマン、まいた家のタケオ。
子供の誕生を機に食育や育児術に目覚め、育児オタクへと変貌。
安全して食べられ、かつ、美味しい食材を日々探求。
エビデンスに基づき、感情論ではない冷静な視点での分析がモットー。
過去には遺伝子組み換え研究にも従事。理学(修士)。
この記事の結論:塩の選び方
- 食塩はミネラルが豊富かつバランスよく含まれている、天然塩がおすすめ。
- 天然塩を見極めるには、原料が海水のみ。塩化ナトリウム比率が90%以下。工程に「天日」「平釜」の記載(溶解、イオン膜の記載が無い)。
- 天然塩は費用は少し高いが、健康に良く、料理が美味しくなる。自炊が増えれば、結果的にコストダウン!
- 用途によっては、精製塩や再生加工塩もあり。コスパも意識。
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目次
1,塩の基礎情報
塩の種類(精製塩・再生加工塩・天然塩)
食塩には大きく分けて以下の5種類があります。
精製塩・・・海水から塩化ナトリウム(NaCl)のみ取り出したもの
再生加工塩・・・精製塩に、他の栄養素(主にマグネシウム(にがり))を人工的に添加したもの
天然塩(海塩)・・・海水のみを天日干しや煮詰めるなどの方法で結晶化したもの
天然塩(岩塩)・・・昔海だった場所が隆起し、陸に取り残された海水が長期間かけて結晶化したもの
天然塩(湖塩)・・・ウユニ塩湖、死海などの塩湖から結晶化されたもの。※日本に塩湖は無し
結論から言うと、食事には天然塩を使用するのが良いと言われています。
それは、塩の主成分である塩化ナトリウム以外に他の栄養素が豊富かつバランスよく含まれているからです。

じゃあ、天然塩って書いてある商品を買えば良いんだね!簡単だね!

残念ながらそう簡単にはいかないんだよ・・・
現在、公正競争規約により、商品のパッケージには「天然塩」や「自然塩」という表記はしてはいけません。これは過去に、天然や自然という表現が非常に曖昧なため、どんな商品にも自然塩と表記されてしまったことが原因です。
よって、我々消費者はいわゆる「天然塩」を見分けるためには、成分、製造方法を確認する必要があります。
2,天然塩の見分け方
(1)成分の違い
それでは、塩の種類による成分の違いを見ていきましょう。下のグラフは、塩の種類別に成分比を表示したものです。

図1, 塩の種類別の成分比目安
もちろん商品によって成分比率は異なりますが、大まかに以下の傾向があります。
- 精製塩は99%塩化ナトリウムで、他の成分はほぼ0%
- 再生加工塩は塩化ナトリウムが約95%、マグネシウム(にがり)が約4%、その他成分が約1%
- 天然塩は塩化ナトリウムが約90%、マグネシウムが5%、その他成分が約5%
岩塩や湖塩も含めて、更に細かく成分を見てると以下の表の通りです。
表1, 塩の種類別の成分比目安
塩の種類 | 原料 | 主な成分比率(水分除く) |
---|---|---|
精製塩 | 海水 | 塩化ナトリウム 99%以上 |
再生加工塩 | 天日塩,海水,にがり等 | 塩化ナトリウム 90〜95% マグネシウム 0.1%~3% その他(カルシウム、カリウムなど)0.1~1% |
天然塩 (海塩) | 海水 | 塩化ナトリウム 約90% マグネシウム 0.1~3% その他(カルシウム ,カリウム など) |
天然塩(岩塩) | 岩塩 | 塩化ナトリウム 95%~98% その他(鉄,カルシウム,マグネシウム,カリウムなど)2%〜5% |
天然塩(湖塩) | 湖水 | 塩化ナトリウム 約90% その他(マグネシウム,カルシウム,カリウム など) |
※一般的な商品に含まれて成分比率の一例であり、商品によって成分比率は異なります。
※マグネシウムは塩化マグネシウム・硫酸マグネシウム、カルシウムは硫酸カルシウム、カリウムは塩化カリウムを主に指します。
つまり、天然塩(海塩・湖塩)には塩化ナトリウム以外の成分が約10%以上含まれており、これが天然塩を勧す理由です。なお、天然塩でも岩塩は塩化ナトリウム以外の比率が低いと言われています。

”研究職タケオの地学トリビア”
・岩塩は長い年月をかけて結晶化される間に、雨風等の風化作用を受けて、NaCl以外の成分が溶け出してしまいます。そのため、NaCl比率が他の自然塩と比べて高くなります。
・岩塩の生成においては、数億年単位の結晶化作用の過程が必要です。その間に色々な不純物を取り込むことがあるため、ピンク岩塩(鉄由来)など色づいた塩が出来ます。
・多くの岩塩は地中にあるためそのまま掘り出すことは難しく、水を流して濃い塩水として回収し、それを煮詰めて商品の岩塩になります。
よって、パッケージの成分表を確認し、塩化ナトリウム比率が低いものを選ぶことがポイントです。ただし、成分表には塩化ナトリウムではなく、ほとんどの場合食塩相当量と記載されております。これが、塩100gあたり90gより少ないものを選ぶと良いでしょう。
また、原料に海水以外が含まれていたら、天然塩ではなく再生加工塩と判断することもできます。
ただし、成分表示だけでは分かりにくい商品もありますので、製造方法も確認しましょう。
(2)製造方法
お店で売っている塩のパッケージには、食用塩公正競争規約により「製造方法」の記載が義務付けられています。
製造方法も数多くありますが、塩の種類を見極めるポイントは以下の通りです。
・精製塩
「イオン膜」の記載があったら精製塩。海水からNaClのみを抽出するための方法です。
・再生加工塩
「溶解」の記載があったら再生加工塩。原料として購入した塩とにがり(マグネシウム)を混ぜるため、一度溶解する必要があります。
・天然塩
「天日」「平釜」と記載されることが多いです。「天日」は天日乾燥させ水分を飛ばすこと、「平釜」は蓋のない窯で塩水を煮詰めて濃縮させることです。ただし、海水から塩を抽出する際に、逆浸透圧方などが使われることもあります。
製造方法は数種類の工程が使われることもあり複雑ですが、「イオン膜」や「溶解」がパッケージの製造方法に記載されていたら、それは天然塩ではないと判断するヒントとなります。
(3)天然塩の見極め方まとめ
ここまでの天然塩の見極め方を整理すると、以下の通りです。
- 原料は海水のみ
- 塩化ナトリウム比率が90%以下(食塩相当量が100gあたり90gより少ない)
- 製造工程に「天日」「平釜」の記載(溶解、イオン膜の記載が無い)
お店で塩を選ぶ際には、パッケージを見て上記の点を確認すれば、ほぼ間違いなく天然塩を選択できるようになるでしょう。
3, コストパフォーマンス
毎日使う塩ですから、コストパフォーマンスも大事ですよね。塩の種類別の大まかなコストを比較してみました。
種類 | 価格(1kgあたり) |
---|---|
精製塩 | 約70円〜110円 |
再生加工塩 | 約100円〜150円 |
天然塩(海塩) | 約500円〜3000円 |
※商品によってはこの限りではありません。
やはり天然塩は精製塩・再生加工塩と比べると、工程が多く手間もかかるためコストは高いです。特に、湖塩は流通量が極めて少ないため非常に高額で、一般家庭では日常使いは現実的でないと思います。そこで、まいた家では許容できる価格の天然塩(海塩)を購入し日常的に使っています。
料理の調味料は、毎日必ず摂取する料理の基本となるものであり、また、一度に大量消費するものでもないですので、できるだけ体によく美味しい物を選ぶようにしています。
まいた家では、良い調味料を使う→料理が美味しくなる→料理が楽しい→自炊が増える→外食費が削減するといった効果も生まれました。
天然塩(海塩)といってもたくさんの種類がありますので、成分表示を確認し、食べ比べ、好みの塩を探してみてください。
4, まいた家で実際に使っている塩

まいた家で実際に使っている砂糖を紹介するよ。今後もおすすめの砂糖が見つかったら随時追加していきます!
\まいた家で実際に使っているおすすめの塩はこちら!/ | |||
オススメの砂糖 | (1) 海の精あらしお![]() | (2) ゲランドの塩 ![]() | |
種類 | 天然塩(海塩) | 天然塩(海塩) | |
原材料 | 海水 | 海水 | |
1gあたりの価格* | 2.7円 (1335円/500g) | 0.96円 (772円/800g) | |
商品詳細 | 商品詳細 | 商品詳細 |
(1) 海の精あらしお(天然塩)
まいた家で最も多く使われている塩です。伝統的な天日、平釜製法で作られている国産の天然塩です。食塩相当量86.36gで他の成分も豊富に含まれています。粒は中粒で少し水っぽい手触りです。塩見だけではなく、旨味や、甘みを感じられ、どんな料理にも相性が良いと感じます。
比較的高価ですので、直接ふりかけて食べる時に使用することが多いです。
(2)ゲランドの塩(天然塩)
フランス・ブルターニュ地方のゲランドの塩田で、7〜9月の3ヶ月、太陽と風の力だけで作られる天然塩です。粗塩タイプだと、カプレーゼ等にふりかけて食べると、ガリッとした食感も良いアクセントとなります。
海の精の塩よりは安価ですので、野菜を煮る時などにも良く使用しています。
(3)精製塩や再生加工塩も用途によっては使う
まいた家では野菜を洗ったり塩揉みする際には精製塩や再生加工塩を使っています。全て天然塩となるとコスト的にも高くなってしまうので、用途に合わせて賢く使っていけると良いと思います。そのためにも、塩を選ぶときは商品の表記を良く見て、用途にあった塩を選んでみてください。
5,まとめ
この記事の結論:塩の選び方
- 食塩はミネラルが豊富かつバランスよく含まれている、天然塩がおすすめ。
- 天然塩を見極めるには、原料が海水のみ。塩化ナトリウム比率が90%以下。工程に「天日」「平釜」の記載(溶解、イオン膜の記載が無い)。
- 天然塩は費用は少し高いが、健康に良く、料理が美味しくなる。自炊が増えれば、結果的にコストダウン!
- 用途によっては、精製塩や再生加工塩もあり。コスパも意識。
本記事で塩の選び方が分かったら、是非それぞれのご家庭でお気に入りの塩を見つけてください。
また調味料全般に当てはまることとして、それぞれの商品における製造方法や原料の違いにより安全性や栄養価が大きく異なりますが、パッケージや成分表示からそれらを読み取ることは、知識がないと困難です。
以下の記事では、他の調味料の選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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