野菜を食べない子にしない!味覚の窓とBLW離乳食で野菜好きな子にした方法!

まいた家のタケオ(父)

どうも、2022年に娘が産まれ2025年からこのブログを運営しているまいた家のタケオ(2児の父)です。このブログでは、実際に子育てをする中で気づいた育児術や食育に関して発信しています。

味覚の窓って知ってますか!?まいた家で実践した、味覚の窓とBLWを組み合わせた食育術を紹介します!

子供に野菜を食べさせるのって苦戦しますよね。2歳の娘が通っている保育園でも、子供たちは野菜をあまり食べずに、残してしまっている様子。

まいた家では、味覚の窓BLW離乳食を活用して、乳幼児の時期から積極的に野菜も食べさせるようにしていました。その結果、あまり好き嫌いせずお友達と比較しても野菜をたくさん食べています。

マイコ(娘)

トマト、ブロッコリー、きのこ、玉ねぎみんな大好き!

この記事では実体験を基にした、野菜を食べない子にしない方法そのロジックについて解説します!

この記事を書いた人
タケオ(父)

成分分析に関わる研究職お父さん。
食品の安全性や栄養、農薬、遺伝子組み換えなどについて
専門的な視点から、やさしくわかりやすく発信。

子育て中の2児の父として、安心できる食選び5感を刺激する育児も日々実践中!
「BLW離乳食ってどうやるの?」
「成分表示ってどこを見ればいい?」
「子連れお出かけ先のおすすめは?」
そんな疑問に答える情報をお届けします。

難しいことをかんたんに。
パパ・ママと一緒に“食の安心”や“育児”を考える場になれたら嬉しいです!

この記事でわかること 
  • 味覚の窓とその科学的根拠
  • まいた家において野菜好きな子にした方法
  • BLWと味覚の窓の相性の良さ
目次

味覚の窓

「味覚の窓」とは?

「味覚の窓」= 乳幼児がさまざまな味に対して最も寛容で受け入れやすい時期

離乳食開始期(5〜6ヶ月)〜1歳半くらいまでは、上記の「味覚の窓」大きく開いている時期と言われています。

この時期の乳幼児は、甘い・苦い・酸っぱい・うまい・塩辛いなどのいろいろな味を比較的すんなり受け入れることができます。この時期に多様な味を経験させることで、将来的な偏食を防ぐ効果が期待できるとされています。

「味覚の窓」の科学的根拠

ブッラクタケ(友人)

「味覚の窓」なんて知らなかったな。でもそれって、科学的根拠はあるの?

タケオ(父)

もちろん!科学的根拠に基づいた考え方だよ。以下で解説するよ。

乳児の味覚は出生時から機能している

乳児は新生児の時点で、甘味・苦味・酸味に反応できることが知られています。例えば、

  • 甘味 → 好む(母乳の味に近いため)
  • 苦味・酸味 → 嫌がる(毒性の可能性からの防衛本能)

新生児の表情反応を調査した研究では、舌に与えた味に対して、甘いものには笑顔、苦いものにはしかめ面をするという反応が観察されています。

参考文献:Steiner (1979) Human Facial Expressions in Response to Taste and Smell Stimulation

マイコ(娘)

産まれた時にはすでに味を感じているよ!野菜は苦みや酸味を含むものが多いから、子供は本能的に嫌がるんだね。

離乳期は苦手な味も受け入れやすい

生後6ヶ月〜18ヶ月の期間は繰り返し与えることで苦手な味も受け入れやすくなるという研究があります。Birch (1999) による研究では、新しい食材でも8〜15回程度の繰り返し提示で受け入れるようになる傾向があると示されています。

マイコ(娘)

苦手な食べ物も繰り返し食べていると何だか美味しく感じるな。モグモグ。


 食経験によって味覚は発達していく

味覚は「経験」で学ばれていく感覚であり、早期に色々な味を体験することで味覚回路(脳)が発達します。味覚の種類によって発達する脳の部分がそれぞれ異なることが報告(S.Kawakami(2021))されているため、色々な味を体験することが重要です。

また、乳幼児期の食体験がその後の味の好みに影響するとも言われています。Beauchamp & Moran (1982)による研究によって、離乳初期にさまざまな味を経験した乳児は、後の好き嫌いが少なくなる傾向があると報告されています。

関連記事はこちら!
まいた家のタケオ(父)

「神経回路」や「脳の成長」については以下の記事で詳しく解説しているよ。是非読んでみてね。

「味覚の窓」の活用法

乳幼児期(特に生後6カ月から1歳半)が新しい味を最も受け入れやすい「味覚の窓」とされているため、この時期にさまざまな食材を用いて、多様な味を経験させることが、将来的な偏食予防や豊かな食習慣形成に重要です。

よって親ができる事としては乳幼児期において子供が色々な味を経験できるように働きかけを行うことが大切です。そうすることによって、その後の好き嫌いを減らすことができます

「BLW離乳食」と「味覚の窓」で野菜好きな子に

ブッラクタケ(友人)

味覚の窓が開いている乳幼児期に豊富な食体験をさせるのが大事ってことだね!
でも、乳幼児期に食べられるものなんて限られているだろうから難しそうだな・・・

タケオ(父)

まいた家ではBLW離乳食で娘に色々な味を経験させたよ。「BLW✖️味覚の窓」はとっても相性が良いんだ!
ここからは、まいた家で味覚の窓をどのように活用したか紹介するよ!

BLWとは?

BLWとはBaby-led Weaningの頭文字をとったもので、直訳すると「赤ちゃん、主導する、離乳」つまり赤ちゃん主導で離乳食を進めていくことを意味します。イギリス発祥の食育法と言われています。

BLW離乳食の様子。自分自身で手掴みで食べる種類や量を選びます。

従来の離乳食との違いをまとめると以下の通りです。

従来の離乳食とBLWの違い
 従来の離乳食BLW

食べ方
大人がスプーンで与える

赤ちゃん自身で手掴み

食べる量やペースも赤ちゃん次第

食べるものピューレ状からスタート固形食からスタート
赤ちゃんの目線・焦点食べさせる人食材
離乳食開始時期生後5〜6ヶ月生後6ヶ月

BLWの概要, 実施したメリット・デメリット等、詳しくは以下の記事で解説しています👇

あわせて読みたい
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BLWが味覚の窓を活用するのに向いている理由

①何を食べさせても良い「BLW✖️味覚の窓」

日本で一般的に行われている離乳食では、始まりは10倍粥から始まり少しづつ食材を増やしていくなど、ある程度決まったルールがあり使う食材も限定的です。

一方、BLWでは赤ちゃんに与える食材に細かいルールはありません。窒息しにくいように、大きさや柔らかさについての決まりはありますが、それ以外は大人と同じものを取り分けて食べさせることが推奨されています。まいた家でも、食べることではなく食材と触れ合うことを目的としてBLWを行っていたため、最初は一般的な離乳食で与える食材を参考に、子どもの様子を見ながら他の食材も徐々に提供していきました。

様々な種類の味を乳幼児期に体験することで、その後の好き嫌いを減少させる効果が期待できます。

まいた家流BLWで実際に食べた物の様子

生後6ヶ月頃

米や蒸し野菜

生後7ヶ月頃

おにぎりに色々混ぜ込んでみたり、ピーマンやズッキーニなど野菜の幅を拡大

生後9ヶ月頃

柔らかいお肉(ハンバーグ), 旬のそら豆, トウモロコシを追加

生後10ヶ月頃

焼き魚, トマト等

生後11ヶ月頃

フォークを使い始める

生後12ヶ月頃 

旅行先でのビュッフェ。物理的に食べられそうなものであれば、なんでも食べます。

マイコ(娘)

BLWで実際に食べたものは以下の記事で詳しく紹介しているよ!

②楽しい食事体験が目的(BLW)✖️味覚の窓

味覚の窓にポジティブで楽しい食事体験(BLW)を重ねることで、子どもの味への探究心を育みやすくなります

食べ物の好き嫌いは、食材そのものの味だけではなく、食べた時の環境や雰囲気に影響を受けます。食事中の笑顔・安心感・親とのやりとりを通じて、味に対する肯定的な記憶が形成され、将来の偏食予防や食への興味に良い影響を与えます。

BLWの目的の一つは、家族で食事を楽しむことです。離乳食初期は基本的な栄養はミルクでとっているため、BLWでは無理に食べさせる必要は無く、赤ちゃんにとっても無理して食べさせられるという嫌な体験になりません。赤ちゃんは五感を使って食べ物と触れ合い、食事時間=楽しい時間と認識することができます。

まいた家でも娘は初めての食べ物に興味を示し、見る・触る・匂いを嗅ぐ・舐めるなど五感をフルに使って食材と遊んでいました。

食材とたわむれている様子。

参考文献:食べ物の好き嫌い克服の脳内メカニズムが見えてきた…カギは「嫌悪記憶の消去」にあり

まとめ

  • 味覚の窓とは乳幼児がさまざまな味に対して最も寛容で受け入れやすい時期
  • 味覚の窓は様々な研究で科学的根拠が示されている
  • BLW✖️味覚の窓は相性抜群
  • まいた家では、豊富な味の体験と楽しい食事体験で、野菜好きの子に成長

BLWと味覚の窓を活用して、野菜好きな子を目指してみて下さい!

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タケオ(父)

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まいた家のタケオ(父)

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タケオ(父)

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